一人口・独口(読み)ひとりぐち

精選版 日本国語大辞典 「一人口・独口」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐ぐち【一人口・独口】

〘名〙
ひとりで物を言うこと。ひとりごと
洒落本・廓の池好(1796)「爰は笹やあちらはたちばなやと一人り口をいふ」
② ひとりで生計をたてること。ひとりぐらし。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第一一「酒の家符買下陰 彼鳥か欲のひっぱる独り口」

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