㡜火(読み)かかわび

精選版 日本国語大辞典 「㡜火」の意味・読み・例文・類語

かかわ‐び かかは‥【㡜火】

〘名〙 絹のぼろを燃やした火。昔、足などを踏み切ったとき、その傷を温めるために用いたりした。
袖中抄(1185‐87頃)一四「かかは〈略〉其さいてのはしを縄の様になひて、火を付て、其庇の口を温むるをば、かかは火打と云也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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