ヴィルヘルム ヴィンデルバント(英語表記)Wilhelm Windelband

20世紀西洋人名事典 の解説

ヴィルヘルム ヴィンデルバント
Wilhelm Windelband


1848.5.11 - 1915.10.22
ドイツの哲学者,哲学史家。
元・シュトラスブルク大学教授,元・ハイデルべルク大学教授。
ポツダム生まれ。
新カント学派の一つで西南ドイツ学派(バーデン学派)の創始者。イエナベルリンの大学で学び、フィッシャーロッツェの影響を受ける。1876年チューリヒ大学教授となりその後、フライブルグ大学(’77年)、シュトラスブルク大学(’82年)、ハイデルベルク大学(1903年)の教授を歴任。主な著書に年代史的取扱いと体系的視点を統合、諸問題と諸概念の発展として哲学史を叙述した「西洋近世哲学史」(1878〜80年)、哲学をカント的批判哲学の上に立て、真・善・美・聖の文化価値をその本質に至るまで追求する学とした「哲学概論」(1914年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

ヴィルヘルム ヴィンデルバント

生年月日:1848年5月11日
ドイツの哲学者,哲学史家
1915年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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