ローマ・カトリック教会(読み)ローマカトリックきょうかい

百科事典マイペディア 「ローマ・カトリック教会」の意味・わかりやすい解説

ローマ・カトリック教会【ローマカトリックきょうかい】

ローマ教皇を最高指導者に戴き,約6億の信徒を擁する最大のキリスト教教会。単に〈カトリック教会〉とも〈ローマ教会〉ともいい,英語でRoman Catholic Church。その行政府が教皇庁で,バチカン市国にある。司教(その筆頭にしてローマ司教が教皇),司祭,助祭からなる整備された聖職位階制,修道会をもち,七秘跡を中心とするサクラメントと,聖母マリアをはじめとする諸聖人への崇敬をとりわけ重視するのが特徴。ヨーロッパの歴史と不可分の発展を辿り,宗教と政治,教会と国家をめぐる諸問題の焦点となり続けてきたばかりか,功罪両面で旺盛な文化的・社会的活動を展開し,その動向のもつ影響力は世界的である。→カトリシズム
→関連項目カルケドン公会議キリスト教禁書天主教伴天連

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ローマ・カトリック教会」の意味・わかりやすい解説

ローマ・カトリック教会
ろーまかとりっくきょうかい

カトリック教会

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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