ロマンティッシェシュトラーセ(英語表記)Romantische Strasse

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ロマンティッシェ・シュトラーセ
Romantische Strasse

ドイツ中南部の都市ビュルツブルクから南へ,オーストリアとの国境に近いフュッセンFüssenまでの約300kmの道路呼称。〈ロマンティック街道〉を意味するが,呼称の起源は古いものではなく,この街道筋にそってローテンブルクネルトリンゲンをはじめ中世のたたずまいを残す小都市が連なっているため,第2次大戦後,観光客誘致のために開発された。フュッセンの近くには,バイエルン王ルートウィヒ2世建造によるノイシュワンシュタインNeuschwanstein城がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android