旺文社世界史事典 三訂版 「ロプ−ノール(湖)」の解説
ロプ−ノール(湖)
ロプ−ノール(こ)
Luóbù Pō
天山南路を通る東西交通の要衝にあり,塩沢 (えんたく) ・蒲昌海 (ほしようかい) などと呼ばれて古くから知られた。西からタリム川が注いでいるが,北方一帯は砂漠で,定期的に湖自体が移動するといわれる。付近には,漢代の都市楼蘭 (ろうらん) の遺跡が発見されている。現在,中国の原水爆実験基地が付近に設けられている。
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