ロプ−ノール(湖)(読み)ロプ−ノール(こ)(英語表記)Luóbù Pō

旺文社世界史事典 三訂版 「ロプ−ノール(湖)」の解説

ロプ−ノール(湖)
ロプ−ノール(こ)
Luóbù Pō

中国の新疆 (しんきよう) (シンチヤン) ウイグル自治区東部にある内陸湖
天山南路を通る東西交通の要衝にあり,塩沢 (えんたく) ・蒲昌海 (ほしようかい) などと呼ばれて古くから知られた。西からタリム川が注いでいるが,北方一帯は砂漠で,定期的に湖自体が移動するといわれる。付近には,漢代の都市楼蘭 (ろうらん) の遺跡が発見されている。現在,中国の原水爆実験基地が付近に設けられている。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android