ロシア帝国
ろしあていこく
Россия/Rossiya
ヨーロッパ東部からアジア北部・西部にかけて、1917年まで存在した大帝国。英語名ラッシアRussia。首都ペテルブルグ(1712~1914、のちペトログラード、レニングラード、現サンクト・ペテルブルグ)。詳細は「ロシア史」の「ロシア帝国の成立と発展」以下の章を参照。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ロシア帝国
ロシアていこく
Rossiiskaya Imperiya
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ロシアていこく【ロシア帝国 Rossiiskaya imperiya】
18世紀初めから1917年のロシア革命までのロシア。帝政ロシアともいう。正式には1721年にピョートル1世(大帝)が皇帝(インペラートルimperator)の称号をとってから,1917年の二月革命でニコライ2世が退位するまでをいう。帝室はロマノフ朝で,その首都はペテルブルグ。東方正教(東方正教会)を国教とし(ロシア正教会),ユリウス暦を用いていた。人口は1724年に約1558万,1812年に約4270万と推定され,帝国時代に行われたただ1回の全国国勢調査(1897)では1億2500万(うちロシア人は5560万)であった。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報