ロウ(英語表記)Rowe, Nicholas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロウ」の意味・わかりやすい解説

ロウ
Rowe, Nicholas

[生]1674.6.20. ベッドフォードシャー,リトルバーフォード
[没]1718.12.6. ロンドン
イギリス劇作家,詩人。弁護士から劇作家に転じ,悲劇継母野心』 The Ambitious Stepmother (1700) を皮切りに,『タマレーン』 Tamerlane (02) ,『美女の悔悟』 The Fair Penitent (03) ,『ジェーン・ショア』 Jane Shore (14) などを発表。教訓的道徳的な作風によって劇壇風潮と対照的な位置を占めた。 1715年には桂冠詩人に任命された。また,シェークスピアの最初の校訂者となって全集編纂 (09) し,その序文として最初の本格的なシェークスピア伝を執筆した。

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デジタル大辞泉プラス 「ロウ」の解説

ロウ

イギリスのロック・ミュージシャン、デヴィッド・ボウイアルバム。1977年発表。ブライアン・イーノとの共同作業に基づく実験的作品で、いわゆる「ベルリン3部作」の第1作。全英アルバムチャート2位を記録原題《Low》。

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