レーン宮沢事件(読み)レーンミヤザワジケン

デジタル大辞泉 「レーン宮沢事件」の意味・読み・例文・類語

レーンみやざわ‐じけん〔‐みやざは‐〕【レーン・宮沢事件】

日米開戦直後の昭和16年(1941)12月、北海道帝国大学(現北海道大学)の学生と米国人教師夫妻が軍機保護法違反の容疑特高警察に逮捕され、懲役刑に服した冤罪えんざい事件。レーン夫妻は昭和18年(1943)に本国送還。学生だった宮沢弘幸は終戦後釈放されたが、獄中で患った結核により昭和22年(1947)に死去した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android