すべて 

レランチンの戦い(読み)レランチンのたたかい(その他表記)Lelantine War

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レランチンの戦い」の意味・わかりやすい解説

レランチンの戦い
レランチンのたたかい
Lelantine War

前8世紀後半,ギリシアのエウボイア (島) の2都市カルキスエレトリア間に植民地と貿易をめぐって起った戦争。サモス,コリント,テッサリアおよびおそらくエリュトライ諸都市は前者に,ミレトス,メガラおよびおそらくキオスは後者にくみし,当時のギリシア世界は2分して相争った。カルキス側の勝利のほかは両陣営に決定的な戦果はなく,西部戦線ではカルキスがメッシナ海峡両岸を制圧してシチリア島へ植民地を拡大したのに対して,東部戦線では同盟のサモスが敗退した。エウボイアではエレトリアが優位に立ち,その同盟都市ミレトス,メガラがボスポロス海峡沿岸に豊かな植民地を獲得した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む