日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 レッドフィールド(William Redfield)れっどふぃーるどWilliam Redfield(1789―1857) アメリカの気象研究家。ニューヨーク在住の造船技師であったが、職業がらアメリカ東海岸に来襲する暴風に興味をもち、1831年、これについての論文を発表した。このなかで、暴風が旋回性の風をもった、移動する風系であることを明らかにし、ハリケーンの場合には中心に風の静穏域(台風の目)があることにも注目している。この論文は暴風雨についての世界最初の研究発表である。[根本順吉][参照項目] | ハリケーン | 暴風雨 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例