…ザクセン朝の基調となったこの政策は,教会改革に乗り出した教皇グレゴリウス7世らの施策と激突して聖職叙任権闘争を引き起こし,約半世紀にわたって教会と社会を揺るがした。しかし最終的には〈ウォルムス協約〉(1122)によって,司教は聖職者によって自由に選挙された後,大司教が司教杖と司教指輪によって彼を叙任し,皇帝からは笏(しやく)(スケプトルム)によって俗権(レガリア)を受けるということで落着した。その影響は甚大であった。…
…中世ヨーロッパにおいて,国王のみが独占的に行使し,また他人に付与しえた大権をいう。ラテン語ではレガリアregalia。レガーリエンという観念は,すでにフランク王国時代から認められるが,それが概念的に明確化されたのは,ドイツ王国(神聖ローマ帝国)においてである。…
※「レガリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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