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レイエス
Alfonso Reyes
生没年:1889-1959
メキシコの文学者,思想家,詩人。メキシコ革命以後の教育改革運動の中で,J.バスコンセロス,J.シエラらとともに大学教育の刷新に努力した。ベネズエラのA.ベーリョとともにラテン・アメリカで最高の思想家,碩学に挙げられている。詩人としての業績も大きく,象徴性のなかに民衆的文化と古典的教養を結合した作品を残している。
執筆者:神代 修
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レイエス
Reyes, Alfonso
[生]1889.5.17. モンテレイ
[没]1959.12.27. メキシコシティー
メキシコの詩人,批評家。外交官,大学教授として活躍しながら創作,『残酷なイフィゲーニア』 Ifigenia cruel (1924) ,『休息』 Pausa (26) などの詩集や,『ゴンゴラの問題』 Cuestiones gongorinas (27) ,『デカルトの美学をめぐって』 En torno a la estética de Descartes (58) などの評論を含めて,100冊近い著作がある。
レイエス
Reyes, (Prieto) Rafael
[生]1850. コロンビア,サンタロサ
[没]1921.2.19. コロンビア,ボゴタ
コロンビアの探検家,政治家。大統領 (在任 1904~09) 。青年時代アマゾン川上流地域を探検。内乱 (1885~95) に活躍。 1903年アメリカとの交渉によってパナマの分離独立を阻止しようとしたが,これに失敗。パナマ独立後は大統領として独裁政治を行い経済開発に努めたが,パナマの独立承認条約を国会に提案して失敗,失脚した。
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