旺文社世界史事典 三訂版 「ルーム−セルジューク朝」の解説
ルーム−セルジューク朝
ルーム−セルジュークちょう
Rūm Seljūq
セルジューク族の分派が建国したアナトリア初のイスラーム王朝
マンジケルトの戦いを機にアナトリアへ侵入したセルジューク朝の一派の指導者スレイマン=イブン=クトゥルムシュが建国。首都コンヤをはじめ各地の都市でモスクやマドラサ(イスラームの高等教育機関)が建設されて,アナトリアのトルコ化・イスラーム化が進んだ。13世紀半ばにモンゴル軍の侵入により衰退し,14世紀初め滅亡した。
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