ルートセールス(読み)るーとせーるす

デジタル大辞泉 「ルートセールス」の意味・読み・例文・類語

ルート‐セールス(route sales)

巡回販売一定顧客を決まった道順で回り、販売する方法配送のむだがなく、顧客の意見市場動向が早く、的確につかめる。ルート営業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ルートセールス」の意味・読み・例文・類語

ルート‐セールス

〘名〙 (route sales) 巡回販売。一定の顧客を、一定の決まった道順で回る販売方法。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ルートセールス」の解説

ルートセールス

一定の地域で一定の順路を定め、定期的に得意先を訪問し販売活動を行なうこと。定時巡回販売ともいう。最近は、コンピューター系企業において、商品単体ではなく、複数の商品を組み合わせて提案していくソリューション営業や、フランチャイズビジネスにおいて、フランチャイズ加盟店をバックアップしていくオペレーション営業の導入が相次いでいる。ルートセールスには、地道な努力の積み重ねによる顧客との信頼を構築し、自社への理解を深めてもらうことが不可欠。タイミングよく商談を持ちかけられるかというビジネスセンスも求められる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルートセールス」の意味・わかりやすい解説

ルートセールス
route sales

巡回直接販売ともいう。メーカーが一定地域内にある小売店に対して直接商品を販売するにあたり,あらかじめ各小売店を合理的に巡回するための道順 (ルート) を設定しておき,それに沿って定期的に行う方法。単に商品の販売だけでなく代金容器回収をはじめ,各小売店に対し販売指導や販売援助を行うことが要請されている。コカ・コーラはその典型的な例で,メーカーと小売店とを直結させようとするこの販売方法は,流通革命のにない手の一つとして各業界にも影響を与えている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android