ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ルートウィヒ2世(ドイツ王)
ルートウィヒにせい[ドイツおう]
Ludwig II, der Deutsche
[没]876.8.28. フランクフルト
東フランク王 (在位 843~876) 。カルル1世 (大帝) の孫。ルートウィヒ1世 (敬虔王)の3男。父の死後,末弟のカルル (のちの西フランク王カルル2世〈禿頭王〉) とともに長兄ロタール1世を破り,ベルダン条約 (843) でライン以東の東フランク王となった。一般にドイツ王国の建設者とされる。ロタール2世の死後,メルセン条約 (870) で中部フランクのロタリンギアの大半を併合。
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