リープクネヒト(カール)(英語表記)Karl Liebknecht

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

リープクネヒト(カール)
Karl Liebknecht

1871~1919

ドイツの革命家ヴィルヘルムリープクネヒトの子。社会民主党最左翼に属し,軍国主義に対する青年労働者の闘争組織,指導した。第一次世界大戦では軍事公債反対の先頭に立ち,スパルタクス団を組織,反戦デモを指導して投獄された。1918年10月出獄後スパルタクス団を率いてドイツ革命参加ドイツ共産党を創立。19年1月蜂起の際右翼将校により虐殺された。

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旺文社世界史事典 三訂版 の解説

リープクネヒト(カール)
Karl Liebknecht

1871〜1919
ドイツの革命家・共産主義者
W.リープクネヒトの子。ドイツ社会民主党左派の一員として活躍,軍国主義反対の大衆運動拡大につとめた。第一次世界大戦に反対して国会党議に反し,戦時予算に唯一の反対票を投じた。反戦デモを指導して逮捕投獄され,1918年出獄とともにドイツ革命の中心人物として活躍。ローザルクセンブルクとともにスパルタクス団を組織し,ドイツ共産党を創立したが,右翼将校によってローザとともに虐殺された。

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