リン酸エステル化

栄養・生化学辞典 「リン酸エステル化」の解説

リン酸エステル化

 単にリン酸化という場合が多い.有機化合物リン酸エステルにすることで,生体では多くの生理的意義のある反応である.例えば,グルコース代謝では多くの段階代謝中間体がリン酸エステル化されるし,細胞内情報伝達では,タンパク質中のセリン,トレオニン,チロシンがリン酸エステル化される反応が重要な意義をもっている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android