日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 リヒター(Hieronymus Theodor Richter)りひたーHieronymus Theodor Richter(1824―1898) ドイツの鉱物化学者。ドレスデンの生まれ。フライベルク鉱山学校に学び、1871年同校教授、1875年校長となる。助手時代の1863年、色覚異常であった教授のライヒを助け、分光分析によって青色スペクトルを放つインジウムを発見し、その単離にも成功した。吹管分析に優れた試金家であった。[内田正夫][参照項目] | インジウム | ライヒ | リヒター閃石 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例