リバースエンジニアリング(読み)リバースエンジニアリング(英語表記)reverse engineering

デジタル大辞泉 の解説

リバース‐エンジニアリング(reverse engineering)

他社の開発した製品ソフトウエア分解または解析することにり、そのアイデアなどをぬき出して、自社製品に利用する技術。その際、知的財産権に抵触しないよう注意する必要がある。

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IT用語がわかる辞典 の解説

リバースエンジニアリング【reverse engineering】

機械・製品などの動作を解析したり分解したりすることにより、採用されている技術や部品、内部構造を調査すること。ソフトウェア逆コンパイルしてソースコードを明らかにすることも含まれる。知的財産権に抵触する技術情報もあるため、そのまま自社製品などに使用すると非合法になる場合がある。

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百科事典マイペディア の解説

リバースエンジニアリング

ある製品を分析して,その性能製法を知る技術。競争他社の製品を評価したり,互換性のある製品を開発したりする目的で行われる。ただし,類似品を作る目的で行う場合もあり,問題視する動きがある。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

リバースエンジニアリング

既存の製品やプログラムなどを分析し、仕様や構造を明らかにする技法

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世界大百科事典(旧版)内のリバースエンジニアリングの言及

【電子情報の知的所有権】より

…GNU(Gnu is Not Unix)の総称で知られるOS,エディターを始めとするソフトウェアを開発し,そのソースコードを公開し誰でも自由に複製することを認めると同時に,その改良等を行った者は同様に公開することを要請している。リバースエンジニアリング本来の意味は,製品を解析してそこで利用されている技術を解明すること。特許権の侵害の検出,技術の習得等,さまざまな目的で行われる。…

※「リバースエンジニアリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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