出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
イギリスの整形外科医リットルWilliam John Little(1810―94)が1855年に初めて報告した脳性麻痺(まひ)の一種。受胎から生後四週以内(新生児期)までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく上肢と下肢の強直性麻痺をいい、とくに両下肢の強直が著明で、重症の場合は能動的にも受動的にも運動が困難であるが、軽症では歩き始めて気がつくことがある。起立時に大腿(だいたい)(ふともも)が内転して両足が膝(しつ)部で交差するのが特徴で、腱(けん)反射は著明に亢進(こうしん)する。なお、精神能力は正常であることが多い。
[山口規容子]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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