リチャード ボナ(英語表記)Richard Bona

現代外国人名録2016 「リチャード ボナ」の解説

リチャード ボナ
Richard Bona

職業・肩書
ジャズ・ベース奏者

生年月日
1967年

出生地
カメルーン

経歴
祖父がパーカッショニストで歌手、母も歌手。5歳の時には教会で歌い始め、自作のフルートパーカッション、12弦ギターなどを演奏。11歳のときカメルーン最大の都市ドゥアラに転居し、プロのギタリストとして活動を開始。1980年ジャズクラブでバンドを組んで演奏するが、のちにジャコ・パストリアスの演奏に衝撃を受け、ベース奏者に転向した。’90年パリに移り、ライブ活動と同時に音楽学校で作曲などを学ぶ。’95年ニューヨークに移り、ジョー・ザビヌルアルバムなどに参加、“ジャコの再来”と謳われた。’99年初のリーダーアルバム「シーンズ・フロム・マイ・ライフ」を発表。’97年ザビヌル・シンジケートのツアーで初来日。2000年日本のジャズサックス奏者・渡辺貞夫のアルバム「SADAO2000」をプロデュース。のちパット・メセニー・グループへの参加などを経て、2003年渡辺香津美、オラシオ・エルナンデスとトリオを結成。2005年4枚目のリーダーアルバム「Tiki」をリリース。他のアルバムに「Reverence」(2001年)、「Munia」(2003年)、「Bonafied」(2013年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android