ラージマハール(英語表記)Rājmahāl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラージマハール」の意味・わかりやすい解説

ラージマハール
Rājmahāl

インド北東部,ビハール州東部の古都。バーガルプル東南東約 85km,ガンジス川右岸に位置。一時はムガル帝国ベンガルの行政中心地であった。背後をラージマハール丘陵に守られた戦略上の要地として,1595年行政官マン・シングにより都に選ばれ,1608年都はダッカに移り 39年に戻ったが,60年再びダッカに移転。当時の壮麗な建造物は,ほとんど廃虚となっている。人口1万 3947 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android