旺文社世界史事典 三訂版 「ラージプート族」の解説
ラージプート族
ラージプートぞく
Rājpūt
祖先を古代クシャトリアに求めて,ラージプート(王子)の子孫と称した。ヴァルダナ朝滅亡後の7世紀後半から,北インド各地で諸王朝を建国。13世紀以降イスラーム勢力に征服され,のちムガル帝国アウラングゼーブの圧迫に反抗したが,マラータ戦争をへてイギリスの保護下にはいった。インドの独立後は,ラージャスターン州としてインド共和国に吸収された。
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