ラ・ボエーム(読み)ラボエーム

百科事典マイペディア 「ラ・ボエーム」の意味・わかりやすい解説

ラ・ボエーム

プッチーニの4幕のオペラ。1894年−1895年に作曲され,1896年トリノで初演指揮トスカニーニ)。原作フランスの作家H.ミュルジェ(ミュルジェール)〔1822-1861〕の短編集《ボヘミアンボエーム)の生活情景》(1851年出版)。1830年ころのパリ舞台に,カルチェ・ラタンに暮らすボヘミアン詩人ロドルフォと薄幸の娘ミミの悲恋詩情豊かに描く。→レオンカバロ
→関連項目パバロッティ藤原歌劇団

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラ・ボエーム」の意味・わかりやすい解説

ラ・ボエーム
La Bohème

ジャコモ・プッチーニ作曲の 4幕のオペラ。1896年トリノ初演。台本はアンリ・ミュルジェール小説に基づき,ジュゼッペ・ジャコーザとルイジ・イリカが作成。1830年頃のパリを舞台に,貧しい芸術家たちの友情と悲恋を描いたもの。

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デジタル大辞泉プラス 「ラ・ボエーム」の解説

ラ・ボエーム

イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニのイタリア語による全4幕のオペラ(1896)。原題《La Bohème》。『ボエーム』とも呼ばれる。19世紀のパリを舞台にし、詩人ロドルフォと薄幸の女性ミミの悲恋を描いた作品

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラ・ボエーム」の意味・わかりやすい解説

ラ・ボエーム
らぼえーむ

ボエーム

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