ラ・ジョコンダ

デジタル大辞泉プラス 「ラ・ジョコンダ」の解説

ラ・ジョコンダ〔オペラ〕

イタリアの作曲家アミルカレ・ポンキエッリイタリア語による全4幕のオペラ(1876)。原題《La Gioconda》。ヴィクトル・ユゴー戯曲パドヴァの暴君アンジェロ』を題材とする。

ラ・ジョコンダ〔絵画〕

イタリア、ルネサンス芸術家・科学者レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画モナ・リザ』の別題。

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世界大百科事典(旧版)内のラ・ジョコンダの言及

【モナ・リザ】より

…背景には,無限の奥行きを感じさせる想像的な山岳風景が,レオナルド特有の微妙きわまりないスフマート(ぼかし)の技法で描かれている。モナ・リザ(〈モナ〉は貴婦人の敬称)の呼称は,この絵のモデルがフィレンツェの貴族フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザであるとするバザーリの記述に基づく(このため〈ラ・ジョコンダLa Gioconda〉とも呼ばれる)。モデルについては種々の異説(イザベラ・デステ説,コスタンツァ・ダバロス説,女装の男性説など)があるが,この神秘的な女性のイメージが単なる肖像=個別像でないことは明らかである。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」