ランカスター家(読み)ランカスターケ

デジタル大辞泉 「ランカスター家」の意味・読み・例文・類語

ランカスター‐け【ランカスター家】

英国王家エドワード3世の第4子ジョン=オブ=ゴーントが創始。1399年、ヘンリー4世即位により王家となったが、1461年、薔薇ばら戦争ヨーク家エドワード4世王位を奪われた。

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精選版 日本国語大辞典 「ランカスター家」の意味・読み・例文・類語

ランカスター‐け【ランカスター家】

〘名〙 (Lancaster) ヨーク家と並ぶイギリスの二大公家。中世の王家。赤バラを家章とし、一三九九~一四六一年、ヘンリー四世・五世・六世と王位(ランカスター朝)についた。バラ戦争でヨーク家と王位継承争い一時ヨーク家に王位を奪われたが、リッチモンド伯ヘンリーが再興、ヨーク家と合体して、チューダー朝創設

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ランカスター家」の解説

ランカスター家(ランカスターけ)
Lancaster

中世末イングランドの王家。1399年プランタジネット朝リチャード2世を廃したヘンリ4世初代の王。ついでヘンリ5世ヘンリ6世と立ったが,ばら戦争ヨーク家対立。1461年王位を奪われた。1470~71年に一時復活した。

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旺文社世界史事典 三訂版 「ランカスター家」の解説

ランカスター家
ランカスターけ
Lancaster

1399〜1461
イギリスの王家
プランタジネット朝の支流。ヘンリ4世・5世・6世が王位につき,ランカスター朝を実現したが,ばら戦争でヨーク家に王位を奪われた。ヘンリ7世は両家を合体し,テューダー朝を創建した。

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