ラムサール(英語表記)Rāmsar

デジタル大辞泉 「ラムサール」の意味・読み・例文・類語

ラムサール(Rāmsar)

イラン北部、マーザンダラーン州都市カスピ海に面する。古くから避暑地として知られ、パフラビー1世が建てた宮殿(現在は博物館)がある。湿地保全に関する国際条約、通称ラムサール条約締結の地として知られる。ラームサル。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムサール」の意味・わかりやすい解説

ラムサール
Rāmsar

旧名はシャフトサル。イラン北部,マーザンダラーン州西部の町。カスピ海に沿って 2kmに延び,樹木の多い美しい避暑地。チャールース経由でテヘランより 285kmにある。 1968年ラムサール会議が開かれ,大学問題が討議され,また 71年にはラムサール条約が採決された。人口約 2000。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android