ラブ(英語表記)love

翻訳|love

デジタル大辞泉 「ラブ」の意味・読み・例文・類語

ラブ(love)

[名](スル)
恋すること。恋愛。「プラトニックラブ
「この半身像にすっかり―してしまって」〈寅彦・先生への通信〉
恋人。愛人。
テニスバドミントンで、得点が零点のこと。無得点。「ラブオール」
[類語](1恋愛愛恋あいれん恋情れんじょう恋慕れんぼ思慕しぼ眷恋けんれん色恋いろこい慕情ぼじょう恋心初恋狂恋悲恋片恋片思い岡惚れ横恋慕失恋アムールアモーレロマンス

ラブ(Rab)

クロアチア西部、アドリア海に浮かぶラブ島の町。同島南岸に位置し、最も人口が多い。旧市街は聖マリア大聖堂、聖ユスティン教会などの歴史的建造物があり、中世の面影を残している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ラブ」の意味・読み・例文・類語

ラブ

〘名〙 (love)
① (━する) 異性を恋すること。恋愛。男女間の愛。
※龍動新繁昌記(1878)〈織田純一郎訳〉二「是れ恋慕(レンボ)(〈注〉ラブ)の一念に非ざるなからんや」
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「定めて君に『ラーブ』したに違ひない」
② 恋人。愛人。特に、女性である恋人についていう。
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二〇「君の旧ラーブ〔情婦(いろおんな)〕に関する事だヨ」
③ バドミントンやテニスなどで、無得点のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラブ」の意味・わかりやすい解説

ラブ
Rabbe, Aplhonse

[生]1786.7.18. リエ
[没]1830.1.1. パリ
フランスの作家。いわゆる小ロマン派の一人。若い頃スペインで兵役に服したが,梅毒にかかり,やがてパリに出て執筆活動に従事。王政復古政府に協力するが,身分の低さゆえ出世ができず,エクスにおもむいてしばらく弁護士を開業。 1822年パリに戻り,通俗的な歴史書などを書いた。晩年は業病と貧窮を忘れるため,麻薬を用い,自殺と思われる最期をとげた。遺稿『ある厭世家の手帳』 Album d'un pessimiste (1835) はエッセー散文詩をまとめたもので,ユニークな自殺の哲学を述ベるとともに,その美しい散文詩は,M.ゲラン,A.ベルトランと並んで,彼を散文詩の創始者の一人たらしめている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ラブ」の解説

ラブ〔曲名:ジョン・レノン〕

イギリス人ミュージシャン、元ビートルズのジョン・レノンの曲。ファースト・ソロ・アルバムジョンの魂」(1970年)に収録されたラブ・バラード。1982年のベスト・アルバム発売時にシングルになっている。1971年にレターメンがカバーし、全米第19位を記録。原題《Love》。

ラブ〔カクテル〕

新潟県糸魚川市で2014年から提供されているご当地カクテルヒスイカクテルのひとつ。地酒「謙信」をベースとするピンク色のカクテル。上杉謙信の義と愛をイメージ。混ぜる材料は、クランベリー、ローズシロップなど店舗により異なる。

ラブ〔曲名:アメリカのPOPS〕

アメリカのポピュラー・ソング。作詞:ミルト・ガブラー、作曲:ベルト・ケンプフェルト。原題《L-O-V-E》。ナット・キング・コールが1964年に録音したものがヒットした。

ラブ〔バラの品種〕

バラの園芸品種名。木立ち性で大輪、剣弁高芯咲きの赤い花をつける。四季咲き。作出国はアメリカ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android