精選版 日本国語大辞典 「ラファイエット」の意味・読み・例文・類語
ラ‐ファイエット
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フランスの政治家,大革命の指導者。オーベルニュ地方の侯爵家に生まれる。多額の遺産を相続し,軍人となるが,1777年単身アメリカに渡り,義勇兵として独立戦争に参加した。帰国後,87年に名士会,89年には全国三部会に貴族身分の議員として選出された。すでに〈新大陸の英雄〉として人気を博していた自由主義貴族ラ・ファイエットの名声はこれによりいっそう高まり,同年7月のバスティーユ事件の直後パリ国民軍司令官に指名され,〈両大陸の英雄〉となった。また革命勃発にあたっては人権宣言を起草した。しかしフーイヤン派に属する彼の政治的立場は立憲君主制の維持強化を図ることにあり(フーイヤン・クラブ),91年のシャン・ド・マルス事件では共和政請願のために集まった群衆を弾圧した。92年,共和政樹立を阻止するために軍事クーデタを企てたが失敗し,前線よりオランダに逃亡,オーストリア軍に〈革命家として〉逮捕された。5年の拘留ののち帰国し,王政復古期に自由主義的政治家,革命の象徴として人気を取り戻し,1830年七月革命で再度,国民軍司令官に指名された。
執筆者:小井 高志
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出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…その性格は時代と共に変化している。 1789年7月14日のバスティーユ攻撃の前夜,パリの選挙人集会が市民軍の結成を決議し,15日ラ・ファイエットを総司令官に任命し,国民軍60大隊を組織することとした。これに地方の各都市も呼応し,91年10月の法令によりその法的枠組みが定められた。…
※「ラファイエット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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