ラッパ管(読み)らっぱかん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラッパ管」の意味・わかりやすい解説

ラッパ管
らっぱかん

解剖学名の卵管のことで、語源ギリシア語のsalpinx(ラッパの意)からきている。そのほか、中耳から咽頭(いんとう)に開口する耳管(じかん)をさすこともある。いずれも形状から命名されたもので、とくに後者を耳(じ)ラッパ管とよんで区別することもある。

[嶋井和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android