ラシード・アッディーン(読み)ラシードアッディーン

百科事典マイペディア 「ラシード・アッディーン」の意味・わかりやすい解説

ラシード・アッディーン

イル・ハーン国政治家,歴史家。50歳ころイル・ハーン国のガーザーン・ハーンに才覚を認められ,宰相となった。以後3代の王に仕え,モンゴルの遊牧社会型の政治イラン風土に適合させることに努力した。また文人を保護し,自らも《集史》を著したが,反対派のために,子のイブラーヒームとともに刑死した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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