旺文社世界史事典 三訂版 「ラクシュミー=バーイー」の解説
ラクシュミー=バーイー
Lakshmībāī
インド大反乱時の民族運動の女性指導者
マラータ同盟に属する北インドのジャーンシー王国の王妃だったが,嫡子がいなかったため,王国はイギリスの政策で,王の死後併合された。1857年にインド大反乱が起こると,反乱側の指導者のひとりとなり,反乱軍の先頭に立って勇敢に戦ったが,グワーリオル落城の際,戦死。のちに“大反乱のジャンヌ=ダルク”と呼ばれた。
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