流通用語辞典
「ライフ・ステージ」の解説
ライフ・ステージ【lifestage】
人生のライフサイクルにおける、ある一定時期の家庭や生活の状況をさす。たとえば、結婚による家庭形成期、赤ちゃん誕生による育児専念期、子供の教育期、子供の独立期などがあげられる。『キャリア・カップル』の著者、ホール夫妻はつぎの6ステージに分けている。(1)「夫婦」のステージ−結婚に始まり、第一子の誕生で終わるステージで、極めて満足感、幸福感が高いステージである。(2)「拡張期」のステージ−第一子誕生から第二子の誕生するまでで、親としての役割が始まり、家を空けることが大変で、プレッシャーと葛藤が急激に上昇するステージ。(3)「ピーク期」ステージ−2人以上の就学前の子供がいるステージで、自分のための時間がほとんどなく、プレッシャーと責任が劇的に上昇するステージ。(4)「フルハウス」ステージ−子供の修学に始まり、一番上の子供が家を離れるときに終わるステージで、家事に携わることがまだかなり多いが、再び職場に戻る決心はできる時期でもある。(5)「縮小」ステージ−第一子が家を去り、終わりは末子が独立したときで、親としてより、再び一人の人間として生活ができるようになるステージ。(6)「区泊の家族期」ステージ−みんな家を離れてしまう時期。
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ライフ・ステージ【life stage】
ライフ・ステージは入学、卒業、就職、結婚、子供の誕生、子供の独立、退職など人生の節目ごとに段階に分けること。人生の誕生から臨終までのライフ・サイクルをステージ(段階)に分割して、その段階に適したマーケティング活動をする目的で区別される。
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