ヨハネ・パウロ(1世)(読み)よはねぱうろ(英語表記)Johannes Paulus

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヨハネ・パウロ(1世)」の意味・わかりやすい解説

ヨハネ・パウロ(1世)
よはねぱうろ
Johannes Paulus
(1912―1978)

正式にはヨハネス・パウルス。第263代ローマ教皇。本名アルビノ・ルチアーニAlbino Luciani。北イタリアベルーノに近いフォルノ・ディ・カナレに生まれる。1935年に司祭となり、1969年パウルス6世によって、ベネチア総大司教に、4年後、枢機卿(すうききょう)に任命された。1978年、パウルス6世死去に伴う教皇選挙で、8月26日、教皇に選出され、9月3日就任したが、同月29日、心臓発作のため死去、在位わずか34日であった。

[大谷啓治 2017年12月12日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android