ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヨシュア」の意味・わかりやすい解説
ヨシュア
Joshua
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モーセの後継者として、古代イスラエルの民のカナーン入植を指揮した人物。『旧約聖書』によれば、彼はすでにモーセの従者として活躍し(「出エジプト記」17章8~13節)、モーセによりカナーン偵察隊の一員に選ばれたこともある(「民数記」13~14章)。「ヨシュア記」1~12章は、ヨシュアの率いるイスラエル軍のカナーン各地における華々しい戦いぶりを伝えるが、実際にはカナーン入植は平和裏に進行したようである。しかし同24章におけるヨシュアの演説は、彼らの信仰の特質を示す記事として重要である。
[定形日佐雄]
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…第1部は1~8章であり,《ハガイ書》に続き,預言者ハガイの後継者である預言者ゼカリヤの活動についての記事と,彼が見た幻を書き記している。ゼカリヤも,総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアを励まして,エルサレム第二神殿の建設を助けた。ゼルバベルを王として戴冠させる企図が失敗したことは,6章11節にゼルバベルの名が削られて,大祭司ヨシュアの名が記されていることから推察される。…
…ハガイはバビロン捕囚後の預言者で,ペルシアのダレイオス1世の治世(前522‐前486)第2年に,ユダの帰還民に呼びかけ,エルサレム第2神殿再建の事業を始めた。彼は指導者としてダビデ王家につながる総督ゼルバベルZerubbabelと,大祭司ヨシュアを立て,ゼルバベルに油を注いでメシア的王とした。神殿の再建は前516年に完成したが,メシア運動は失敗した。…
※「ヨシュア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...