ユニタリ加群(読み)ゆにたりかぐん

世界大百科事典(旧版)内のユニタリ加群の言及

【加群】より

… もっと一般にMが加法に関して可換群を作っていて,Rが環であって,Rの元rMの元mとの間の乗法が,その積rmMの元であるように定まっていて,さらに上と同様の条件(分配法則,結合法則,ユニタリ性)が満たされているとき,MR左加群(Rの元が左からかけられるから)という。ただし,ユニタリ性を除外して加群を定義し,ユニタリ性を満たすものをユニタリ加群と定義する立場もある。R左加群Mの部分集合Nが部分加群であるというのは,単に加法に関して部分群ということだけでなく,rR,mNならば,rmNの成り立っているときにいう。…

※「ユニタリ加群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android