ヤラッパ根(読み)ヤラッパコン

デジタル大辞泉 「ヤラッパ根」の意味・読み・例文・類語

ヤラッパ‐こん【ヤラッパ根】

《〈スペインjalapa》メキシコ東部原産の蔓性つるせい多年草ヤラッパ塊茎カブに似て太く、乾燥させたものを峻下剤しゅんげざいに用いる。ヤラビ根。ヤラプ。

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世界大百科事典(旧版)内のヤラッパ根の言及

【ヤラッパ】より

…塊根には粘質で刺激的な液汁を含有している。この塊根を乾燥したものが薬用にするヤラッパ根で,10%ほどの樹脂状のヤラッパ脂が有効成分である。主成分は配糖体のコンボルブリンconvolvulinで,瀉下(しやげ)剤として用いられる。…

※「ヤラッパ根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」