モードゥス(読み)もーどぅす

世界大百科事典(旧版)内のモードゥスの言及

【旋法】より

…ただ特定の使い方としては,田辺尚雄のように日本音楽の音階を7音とし,旋法を5音とし,基本の7音音階から必要な音を選び出す考え方や,松本民之助のように日本音楽には音階は存在せず,すべて慣用句に結びついた旋法であるとする立場などがある。
[西洋]
 西洋中世のモードゥスmodusから発する理論用語は,リズムのモードゥスと音階のモードゥスとがあり,旋法にあたるものは後者である。西洋の音階では全音階の各度に主音がくるので理論上7個の旋法があり,また主音を第1度と一致させる正格旋法や,一致しない変格旋法がある。…

※「モードゥス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android