世界大百科事典 第2版 「モンゴル族」の意味・わかりやすい解説
モンゴルぞく【モンゴル族 Mongol】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…この支配氏族であった阿史那氏の祖先はアルタイ山脈の南麓にいたとき,柔然に隷属する鍛冶集団であったといわれる。また,モンゴル族も伝説上の原住地であるエルゲネ,クンという峡谷にいたとき鍛冶をしていたといわれ,モンゴル帝国ができた前後の時期には第2の故郷であるブルカン山麓にウリヤンハUryangkhaという鍛冶集団のいたことが確かめられる。以上のように鍛冶の技術は本来的に特定の部族の手にゆだねられていたが,いつとはっきりとは断定できないけれども,一般の人々のあいだにも伝えられていき,もっとも基本的な伝統手工業の一つに数えられるようになった。…
…トゥルファン(吐魯番)は夏季の猛暑のため,地下室や半地下室のある住宅を用いており,地上の住居は日乾煉瓦造のボールト天井で陸屋根形式になる。
[モンゴル族の包]
内モンゴルのモンゴル族は遊牧生活を営んでおり,住居には解体移設が簡便なテントを用いている。漢語で包(パオ),モンゴル語でゲルという。…
※「モンゴル族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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