精選版 日本国語大辞典 「モンゴリア」の意味・読み・例文・類語 モンゴリア (Mongolia) 中国本土とシベリアの間にあるモンゴル人の居住地域。ゴビ砂漠を境に内モンゴルと外モンゴルとに分けられ、南側の内モンゴルには中華人民共和国内モンゴル自治区が、北側の外モンゴルにはモンゴル国およびロシア連邦のブリヤート自治共和国・トゥバ自治共和国がある。蒙古。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「モンゴリア」の意味・わかりやすい解説 モンゴリアもんごりあMongolia 中央アジア東部のモンゴル人が居住する地域。モンゴル高原をさし、モンゴル国と中国の内(うち)モンゴル自治区を中心とする。12~14世紀には、この地を中心にモンゴル帝国が栄えた。[編集部][参照項目] | 内モンゴル(自治区) | モンゴル | モンゴル高原 | モンゴル | モンゴル帝国 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
世界大百科事典 第2版 「モンゴリア」の意味・わかりやすい解説 モンゴリア【Mongolia】 モンゴル人の土地の意。蒙古とも呼ばれる。おもにモンゴル国(156万6500km2)と中国の内モンゴル(蒙古)自治区(110万km2)を併せた領域を指す。[自然] 全体として標高1000m前後の高原状をなす草原地帯である。中央部はゴビと呼ばれる乾燥地帯で,砂漠もしくは草の少ない荒地となっている。一般にゴビの北を漠北(外モンゴル),南を漠南(内モンゴル)と呼ぶが,歴史的にモンゴリアを二分する境界線の役割を果たしてきた。 出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報