モンケ・ハーン(読み)もんけはーん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「モンケ・ハーン」の意味・わかりやすい解説

モンケ・ハーン
もんけはーん

モンケ・ハン

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のモンケ・ハーンの言及

【モンゴル帝国】より

…第2代のオゴタイ・ハーンは,34年に金朝を討滅し,36‐42年にバトゥにヨーロッパ遠征を行わせ,これらの結果,華北とロシアを版図に加えた。第4代のモンケ・ハーンは,52年にフレグに西征させ,イスマーイール教国とアッバース朝を滅ぼし,イラン・イラク方面を領土に加え,フビライに大理国を滅ぼさせて雲南を支配下に入れ,チベットを招降させ,別に高麗を属国化し,南宋征討を開始した。南宋征服は元朝の世祖フビライによって79年に達成され,こうしてモンゴル帝国は古今未曾有の大版図をもつ国家となった。…

※「モンケ・ハーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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