…アメリカ大陸の暖帯~熱帯沿岸にすむカッショクペリカンPelecanus occidentalisは,他のペリカン類のように遊泳しながらではなく,空中から餌をめがけて海に突入し,水に入った瞬間に下くちばしののど袋を広げ,その中に魚を追い込んでとらえるという特異な採餌法をもっている。ほかにユーラシア西部のモモイロペリカンP.onocrotalus,東部のハイイロペリカンP.philippensis(イラスト),熱帯北アフリカのコシベニペリカンP.rufescens,オーストラリアのオーストラリアペリカンP.conspicillatus,北アメリカのシロペリカンP.erythrorhynchosがある。日本には,まれにハイイロペリカンが渡来する。…
※「モモイロペリカン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...