日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 モザンビーク(モザンビークの都市)もざんびーくMoçambique アフリカ南東部、モザンビーク北東部の港湾都市。本土より5キロメートル離れた同名の島に位置する。人口約1万5000。1498年バスコ・ダ・ガマが寄港し、1508年ポルトガルの基地となり、1907年までポルトガル領東アフリカの首都であった。モザンビーク最古の都市で、1511年に建設された聖セバスチャン要塞(ようさい)など植民地時代の景観を残している。1991年モザンビーク島は世界遺産の文化遺産(世界文化遺産)に登録された。[林 晃史] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例