モザイク病(アルファルファ)

飼料作物病害図鑑 の解説

モザイク病(アルファルファ)

アルファルファの代表的なウイルス病病徴が現れやすい時期は春と秋であり、特に1番草刈取前後によく目立つ。温暖地では2年目の草地でほとんどの個体が 感染する。初め若い葉で黄斑モザイクまたは緑斑モザイクを生じる。病気が進むと退緑斑、縮葉といった病徴が現れ、株全体が萎縮する。伝搬は主にアブラムシ の吸汁により起こり、その他機械刈り等による汁液伝染や種子伝染も起こる。病原ウイルスには数多くのストレインがあり、ストレインにより病徴が微妙に異な るとされる。接種すれば少なくとも73属220種以上の植物に寄生する。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

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