モアヌス(読み)もあぬす

世界大百科事典(旧版)内のモアヌスの言及

【マヌス[島]】より

…1616年オランダ人スハウテンW.C.Schoutenとル・メールJ.Le Maireがヨーロッパ人として初めて発見したといわれるが,これより1世紀以上前にポルトガル人が訪れているようである。島民はメラネシア人で,モアヌス(マヌス),ウシアイ,マタンケール(マタンコール)の3集団に分かれている。伝統的にはモアヌス族は海岸や潟に杭上家屋を設け,カヌーを足とする漁労,交易航海民であり,ウシアイ族は内陸に住む農耕民である。…

※「モアヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android