精選版 日本国語大辞典 「メーリング」の意味・読み・例文・類語
メーリング
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ワイマール時代のベルリンの代表的なキャバレー(文芸寄席)のシャンソン作家。ゲオルゲ・グロスの素描に触発されてダダイストとなり,第1次大戦後に新発足したキャバレー〈シャル・ウント・ラウホSchall und Rauch〉の演目のために,軽快なジャズ・テンポのシャンソンを作詞して,新時代の痛烈なダダ・ソングの旗手となった。以後〈ウィルデ・ビューネWilde Bühne〉や〈グレーセンワーンGrössenwahn〉など代表的なベルリンのキャバレーのために《ベルリン同時性》《船乗りのコラール》等のヒット作を書いたが,しだいに政治的風刺性・攻撃性を強め,《鉤十字の歌》やE.トラーの《どっこい生きてる》(1927)のための劇中ソングを作り,ピスカートルの左翼演劇《ベルリンの商人》(1929)の台本を書いた。ユダヤ人としてナチス時代には亡命を余儀なくされ,ほとんど忘れ去られたが,グロスの素描のような時代風刺の鋭さが近年再評価されて復活した。
執筆者:平井 正
ドイツのマルクス主義文筆家。大学卒業後,ブルジョア左派のジャーナリストとして活動。社会主義者鎮圧法の時期に意見を変え,1891年,ドイツ社会民主党に入党,《マルクス,エンゲルス,ラサール遺稿集》(1902)の編集に当たり,名著《社会民主主義の歴史》4巻(第2版1903-04)を書いた。党内では左派の論客として活躍,カウツキーの《ノイエ・ツァイトDie Neue Zeit》に協力,《ライプチヒ民衆新聞》の編集を行った。第1次世界大戦中は,スパルタクス・グループに属した。《レッシング伝説》(1893),《ドイツ史》(1910-11),《マルクス伝》(1918)など文芸・歴史に関する著書も多い。
執筆者:西川 正雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
1846~1919
ドイツの社会主義者。1891年社会民主党に入党,機関誌の編集にあたった。党左派に属し,スパルタクス団および共産党の設立に参加した。『ドイツ社会民主主義史』全4巻(97~98年)のほか,文学,哲学,歴史関係の著作多数。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新