日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 メースン(James Mason)めーすんJames Mason(1909―1984) イギリスの映画俳優。ハダーズフィールド市に生まれる。ケンブリッジ大学建築学科卒業後、舞台俳優に転じて名声を確立した。映画では『灰色の男』(1943)で爆発的な人気をよび、『邪魔者は殺(け)せ』(1947)、『パンドラ』(1951)、アメリカで『砂漠の鬼将軍』(1951)、『ジュリアス・シーザー』(1953)、『スタア誕生』(1954)など、幅広い性格演技をみせた。[日野康一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例