メレローウィチ(英語表記)Mellerowicz, Konrad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メレローウィチ」の意味・わかりやすい解説

メレローウィチ
Mellerowicz, Konrad

[生]1891.12.24. ポーゼン,ジェルジッツ
[没]1984
ドイツの経営経済学者。ベルリン商科大学で H.ニックリッシュ,F.ライトナーに師事し,1923年ハンブルク大学で学位を取得。母校のベルリン商科大学の私講師を経て,34年正教授。 45年フンボルト大学,50~61年ベルリン工科大学教授。西ドイツを代表する原価計算の研究者であるとともに,伝統的経営費用論の完成者。第2次世界大戦後の E.グーテンベルクとの費用論争は有名。主著『経営経済学総論』 Allgemeine Betriebswirtschaftslehre (4巻,1926) ,『原価および原価計算』 Kosten und Kostenrechnung (2巻,33~36) ,『工業経営学』 Betriebswirtschaftslehre der Industrie (2巻,57) ,"Planung und Plankostenrechnung" (61) ,"Unternehmenspolitik" (3巻,63) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android