メモリースティック(読み)めもりいすていつく,めもりーすてぃっく

デジタル大辞泉 「メモリースティック」の意味・読み・例文・類語

メモリースティック(Memory Stick)

ソニーが開発したメモリーカード規格の一。小型化した「メモリースティックデュオ」、さらに薄型・軽量化した「メモリースティックマイクロ」などがある。商標名。

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IT用語がわかる辞典 「メモリースティック」の解説

メモリースティック【Memory Stick】

メモリーカードの規格のひとつ。ソニーが中心となって開発し、平成9年(1997)に発表された。マジックゲートと呼ばれる著作権保護機能を持ち、パソコンデジタルカメラデジタルビデオカメラ携帯電話デジタルオーディオプレーヤープレイステーションポータブルなどに利用される。◇メモリースティックに関する規格には、高速大容量化を図ったメモリースティックPROやその上位規格で最大記憶容量を2TBに高めたメモリースティックXC、より小型化したメモリースティックDuoメモリースティックMicroなどがある。

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カメラマン写真用語辞典 「メモリースティック」の解説

メモリースティック

 Memory Stick。MSと略す。ソニーが開発した フラッシュメモリーカード 。コントローラ内蔵。ソニー製のデジタルカメラやビデオカメラ、その他の家電製品に広く採用されている。ただし、このメモリースティックを採用しているデジタルカメラはきわめて少ない。大きさは50×21.5×2.8mm。2000年にはより小型の「メモリースティックDuo(デュオ)」が発表された。大きさは31×20×1.6mm。従来のメモリースティックとはカードアダプタと組み合わせることで互換性がある。  さらに2003年1月、大容量・高速転送・セキュリティを重視したメモリースティックPROが開発発表された。その容量は最大32GBが規定され、理論転送速度は160Mbps(従来の8倍)、著作権保護技術マジックゲートを標準装備する。写真はメモリースティックPROデュオ。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「メモリースティック」の解説

メモリースティック

ソニーが開発したメモリーカード。記憶容量は最大128MBで(将来はさらに大容量のものが予定されている)、カードのサイズは21.5mm×50mm×2.8mm。現在ソニーが販売しているものには、すべてMagicGateと呼ばれる著作権保護技術が組み込まれている。また、より大容量の上位規格、メモリースティックProもあり、256MB?32GBまでの容量に対応している。小型機器用にサイズを小さくした、同Duo、同マイクロがあり、携帯電話などに使用されている。

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パソコンで困ったときに開く本 「メモリースティック」の解説

メモリースティック

ソニーが開発したメモリーカードです。チューインガムのような形で、同社のデジタルカメラなどで利用可能です。より大容量で、高速にデータ読み書きができる「メモリースティックPRO」もあります。現在は、サイズを小さくした「メモリースティックDuo(デュオ)」と「同PRO Duo」が主流で、さらに小型化した「メモリースティックマイクロ(M2)」も利用されるようになりました。
⇨メモリーカード

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

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